ルテインで飛蚊症(ひぶんしょう)を改善

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「資料館」

− マスコミが報道した「ルテイン」 −

【 わかさ 2002.5より抜粋 】


1.活性酸素とルテイン
2.ルテインを含む食品
3.水晶体が酸化〜白内障
4.白内障の特効薬
5.白内障が改善する
6.緑内障が改善する
7.老眼と緑内障が改善
8.黄斑変性症が回復
9.活性酸素と目の病気
10.ほうれん草とルテイン
11.老人性白内障が改善
12.白内障がよくなる
13.飛蚊症が改善
14.ルテインで視力回復
15.ルテインで老眼改善
16.緑内障がよくなる


治す決め手がなく若い人にも多い飛蚊症は、
         ルテインで劇的に治ると新たにわかった


・飛蚊症が若い人にも増えている

目の前に蚊のようなものが飛んでいるように見える状態を、飛蚊症といいます。

そもそも飛蚊症は、目の中の硝子体という組織が濁ることによって起こる病気です。硝子体は、水晶体の後ろの網膜で囲われた広い部分です。ここには、ゼリー状の透明な物質がつまっていて、眼球の形を整える働きをしています。

この硝子体がさまざまな原因で濁ると、目の前に黒っぽいゴミのようなものがちらついて見えることに気がつくようになります。

飛蚊症が起こるしくみ
サプリメントで対応

飛蚊症は老化によって起こるとされていますが、これは硝子体が年を重ねるごとに変質し、水アカのようなものがたまってくるためと考えられています。確かに50代以降に目立つ症状ですが、年を取れば誰でもなるというわけではありません。


また、若くて健康な人の目にも飛蚊症はおこります。例えば、長時間読書をしたり、パソコンの画面を見続けたりして目が疲れると、症状が現れることがあります。近視や乱視の強い人は、さらにその傾向が強くなります。


以上のように老化によって起こるものが多い一方で、目の病気によものも増えています。眼低の膜がはがれてしまう網膜剥離や網膜静脈の病気、さらに糖尿病や動脈硬化、高血圧などをきっかけとして眼球内に多量の出血が起こると、その出血が硝子体に流れて、飛蚊症が現れます。

もちろん、症状に気づいたら早めに診断を受けることが肝心ですが、現実に異常を自覚するのは簡単なことではありません。特に、出血が目の中心部から離れたところで起こると、気がつくのが遅れて硝子体の濁りが濃くなり、失明する恐れもあるのです。


・ルテインで飛蚊症が改善し視力も上がった

このように、発見も治療も難しいとされている飛蚊症に、強い見方が現れました。それは網膜や水晶体に多く含まれるルテインです。ルテインがあらゆる目の症状に対して優れた効果を発揮し、白内障や緑内障、網膜の病気を改善することは、すでに広く知られています。

そこで私も昨年の10月から、白内障や緑内障、近視、老眼などあらゆる目の症状に悩む患者さんにルテインの栄養補助食品を飲んでもらいました。

すると大勢の患者さんから飲みはじめてすぐに、

 「目の疲れが取れて調子がいい」
 「視力が上がった」「目がかすまなくなった」


などの報告を受けるようになったのです。これまで、ルテインを使った患者さんのほぼ全員が症状の改善を自覚していますが、中でも劇的な効果を示したのが飛蚊症の患者さんでした。

その人は、84歳の中田はまさんという女性です。中田さんは、2年前から白内障の症状が現れ、それに伴って網膜静脈分枝閉塞症という病気を患いました。

硝子体の中が炎症を起こしているために飛蚊症と変視症(物がゆがんで見える病気)が現れ、時間の経過とともに症状が悪化していきました。両目ともに糸くずが飛んでいるようなちらつきが起こり、かすんで見えにくいと訴えていました。


そのような状態のまま2年が過ぎた昨年の10月、私はルテインを治療にとり入れることになって、中田さんにも毎日5粒(朝3粒、夜2粒)飲んでもらいました。

すると、なんと1ヶ月もたたないうちに、「目の前のうっとうしい糸くずのようなちらつきが消えた」と知らせてきたのです。その数日後には、右目の視力が0.6から0.8に上がっていることが確認され、さらにその翌月には症状が両目とも完全に解消されたのです。


推測ですが、このように短期間で視力が上がったり、飛蚊症や白内障が改善したりするのは、ルテインが目全体の機能を活性化するためではないかと私は考えています。先ほど述べたように飛蚊症は硝子体の液化変性がきっかけで起こります。

それが病気によるものでも、老化やストレスによるものでも、硝子体の成分の酸化が原因であると思われます。

ルテインには、その酸化を強力に抑える抗酸化作用が備わっているために、治す決め手のなっかった飛蚊症にも劇的な効果をもたらすのではないか、と見られているのです。


私以外にも、眼科医が最近、患者さんにルテインのカプセルを飲ませたところ、ほとんどの人に大幅な改善効果が見られたことを報告しています。

予防のためには、1日6mg程度とることが望ましいと思われますが、すでにかかっている場合は、1日12〜15mgを目安にとるといいでしょう。



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