1.血管の目詰まりをとり、血流をよくする。 |
2.活性酸素をいかに減らすか。 |
3.免疫力を高めて、潰瘍と炎症を抑える。 |
4.腸内細菌の善玉菌を増やす。 |
5.ストレスを抑える。 |
目は全身の状態がわかる<体の窓>といわれています。全身にかかわる症状もケアする必要があるわけです。
毛細血管を拡張して血流をよくする・・・「松樹皮エキス」
目の毛細血管は細くてもろく、コレステロールで目詰まりを起こすと血流が止まり、黄斑部や水晶体にルテインが届きません。
また、全身のドロドロ血液は、目詰まりの原因になったり細胞の老化を早めます。そうすると、目の病気が始まってきます。
松樹皮エキスは、毛細血管を拡げ、ドロドロ血液をサラサラにする作用があり、目の病気には不可欠な成分といえます。
目の病気の場合、1日80r〜100rの摂取が理想的です。
活性酸素をいかに減らすか・・・「松樹皮エキス」
眼球には不飽和脂肪酸が多くあり、活性酸素が発生すると、この脂肪は酸化し、変質します。体内には酸化を防ぐ酵素があるのですが、加齢とともに減少します。これが老人性白内障の原因となっています。
松樹皮エキスは、強力な抗酸化作用があって、白内障に対しても、強い味方となってくれます。原産地はフィンランドが最も評価が高く、他によく使われるフランス産より1.5倍の力価があります。
免疫力を高めて、潰瘍を抑える・・・「紫イペ」
加齢とともに免疫力が衰えてきます。免疫は生体の防御力のことで、あらゆる細菌やウィルスに対して働き、体を外敵から守ります。
この紫イペは、免疫力を高める作用があり、ガンの代替医療などに多く利用されています。免疫力を増強することによって、体の全体の不調をも改善して、目を外敵から守ることができます。
黄斑変性症になると、新生血管が発生します。この血管はもろく、すぐに破れて、網膜内に出血して、視野の中心部がぼやけたり黒く見えたり、歪んで見えたりして、視力が下がっていきます。
紫イペは、新生血管の増進を抑える作用があり、すでにガンでの新生血管の抑制に実証があります。
また、緑内障に作用があるとして、昔から利用されています。
(紫イペはブラジル・アマゾン川地域に自生する樹木で、樹皮を抽出して濃縮したものが一般的です)
ストレスをやわらげ、安眠作用がある・・・「ノニ・エキス」
脳の中にベーター・エンドルフィンという物質があり、快楽物質とも言われています。このベーター・エンドルフィンが分泌されると、ストレスが消えたり、痛みが緩和されたりして、夜は自然と眠くなるという作用があります。
目は、ストレス抑制と安眠が必要なことは当然のことです。ノニ・エキスに含まれる「セロトニン」「メラトニン」が、ベーター・エンドルフィンの分泌を促す作用をもっています。
ノニは、一般的にはジュースとして飲ませますが、ジュースを10倍に濃縮してエキス化し、ルテインに配合することにより、一層の効果が期待できます。
腸内細菌の善玉菌を増やす・・・「乳酸菌生産物質」
どれほど有効成分が多く含まれていても、それを腸で吸収できなければ全く意味がありません。ここで、効く人と効かない人の差が出てきます。吸収力さえ強ければ、10のものを20にも30にも高めることができます。
乳酸菌生産物質は、自前の乳酸菌(昔から棲んでいる)を増やして、腸内の働きを改善します。そして腸からの吸収を高めます。もちろん、ルテインに配合されることが望ましいと言えます。
暗視力を高める・・・「カシスエキス」
夕方のドライブ時など暗視力も改善されています。とりわけ、カシスを摂取後の二時間のパソコン作業でも仮性近視が発生しないことが報告されています。ルテインへの配合により、相乗効果が生まれます。
どのくらいで改善できるか?
症状の進行状況にもよりますが、三ヶ月は続けないと結果は分かりません。まずは進行を食い止めることが大事で、これが止まれば改善へと進んでいきます。
バイオ・コンビネーション・アイテム
目の病気は、活性酸素、臓器、血管、細胞の老化など、複数の要因が重なり合って出現します。これに対応するには、複数のサプリメントの組み合わせが必要となります。
そこで、次の2大成分も日常摂取されることが理想的です。これをバイオ・コンビネーション・アイテムといいます。
大豆レシチン |
目を構成している細胞の細胞膜はリン脂質というレシチンなのです。細胞膜は酸素と栄養分を出し入れするドアの役目をしています。老化されやすいので補給が必要です。又、血液中のコレステロールを溶解する作用があります。1日7〜15g。 |
ビタミンC |
眼球はビタミンCが高濃度に含まれている器官です。とくに白内障・飛蚊症で悩む人には、大量のビタミンCが必要です。1日2〜5g。 |
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