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1.切除 2.放射線 3.化学療法(抗ガン剤) |
「ガン」を発見、宣告されてからの治療法はどのようなものがあるのでしょうか?
まず、比較的早期発見で切除すれば完治する見込みがある場合、 完治は見込めなくても患者のQOL(生活の質)を向上させるため必要と判断した場合に「手術」をします。
「放射線療法」は?というと、 もちろん早期ガンを治療する目的でも使いますが、 手術をすると体がその負担に耐えられない場合や、完治は見込めなくても、
ガンを縮小させたり進行を遅らせるために用いる場合もあります。 しかし、「放射線治療」は全身に移転したガンに用いることは少なく、
また、「放射線治療」には基準値がありそれを超えると白血球が減少、 それを超えると白血球が減少・骨が溶けるといった症状が現れるので、 その使用にも限界があります。
全身に転移したガンの場合や、 手術・放射線治療の後にガンが転移している可能性がある場合には「抗ガン剤治療」になります。しかし、「抗ガン剤」そのものが「発ガン性物質」でもあり、「副作用」の問題もあるために患者の体力や状況によって注意しなければなりません。
近年「抗ガン剤による副作用と思われる死亡事故」とマスコミ各社で報じられたことも記憶に新しいことです。
まず、手術や放射線治療だけで完治する患者に「抗ガン剤」を使用することはありえません。 健康な人に「抗ガン剤」を投与することなど考えられないことです。
すべての「薬」には「効能」と「副作用」が大なり小なり存在するといってもいいでしょう。 しかし、なぜ「抗ガン剤」ばかりが恐れられているのでしょう?
その最大の理由は、 「効能」と「副作用」のバランスにあるのではないかと考えます。 もし副作用があって肝臓や腎臓などに弊害があったとしても、
「肺ガン」「すい臓ガン」などが完治するのであれば誰も「抗ガン剤」の副作用を責めることはないでしょう。
しかし、現実はそうではありません。「抗ガン剤」によって「副作用」で体が苦しめられる確立はほぼ100%に近いのですが、ガンが治る確率は極端に少ないですし、 ガンの進行をおさえる・ガンを縮小させることもままならないケースが多いのです。
このように「効く」かどうかも解らないものが「医薬品」として認可されているのでしょうか?結論から言うと、「薬」にも完成品というものはない…ということです。
話は変わりますが「抗ガン剤」の副作用で最も危険なのは「白血球の減少」です。 白血球が極端に減少すると外部からの細菌に対しての抵抗力がなくなり、
肺炎などの直接的に命を奪い危険な「合併症」になってしまいます。
しかし、最も苦痛を伴う「副作用」は「嘔吐」でしょう。 ひどいときには内臓が飛び出すような苦しみに患者も、 それを看ている人もガンと戦う気力さえも失っていくほどです。
つまり「抗ガン剤」は劇的な効果がある場合もあれば、 逆に命を縮めることにもなりかねない「賭け」のようなものなのです。
人は皆平等に生まれてきたら必ずいつかは死が訪れます。 例えガンが治らなくても、進行を抑えながら、 しかも「嘔吐」や「激痛」に悩まされずに延命できれば、
素晴らしいことではないでしょうか?
もし仮に「ガン」が縮小しても、その代償として他の臓器が傷つき、 結果として命を縮めてしまったり、苦痛を味わうのであれば本末転倒ではないでしょうか?
しかし現代医学には、そのような「賭け」をする以外に有効な対処法はないのです。
- 手術後は、思いもよらぬ困難が待っています -
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